
狭い半径と低速の動きから開始。方向感を示しながら、低域の中心を保つ。
Remix Beats / Spatial Audio System
2chの楽曲とNYSファイルから、空間処理、エフェクト、SE、全スピーカー分の音声、ステレオ試聴、同期可視化までをワンショット生成する。
01 / Overview
NYS12 Journeyは、2ch楽曲とNYSファイルを起点に、曲構造とスピーカー定義の解析、FXとSE、空間投影、全スピーカー分の音声、ステレオ試聴、同期可視化までを一つのジョブで生成するオフライン・レンダリング系です。
現行の tracks.json 登録数。README内の旧17曲表記ではなく、レジストリ実測を採用。
位置、回転、半径、Side spread、effect sendを記録する制御レート。
低域保護の分割点。キックとベースの錨を動かさず、上物を周回させる。
ワンショットの意味: 利用者が用意する素材は2ch楽曲とNYSファイルです。内部では解析、FX / SE、空間化、Nch書き出し、試聴、可視化を順に実行し、hash付きsidecarで一組の成果物として追跡します。
02 / Deliverables
NYS12では、NYSで指定された12スピーカーへ直接対応するmono WAV 12本と、一般的なDAWやI/Oへ取り回しやすい2ch WAV 6本を同時に自動生成します。両形式は同じcalibrated renderを共有し、全出力へ同じsafety gainを適用してチャンネル間の相対バランスを保持します。
| Pair | Channels | NYS speakers |
|---|---|---|
| 01 | 01–02 | Front C / Front R |
| 02 | 03–04 | R1 / R2 |
| 03 | 05–06 | Rear R / Rear C |
| 04 | 07–08 | Rear L / L2 |
| 05 | 09–10 | L1 / Front L |
| 06 | 11–12 | Ceiling1 / Ceiling2 |
48 kHz / PCM24 / mono × 12 + 2ch × 6。NYSの実XYZ座標、speaker名、物理出力順を保持。
150Hz以下をcoherent center、上物をスピーカー水平角へequal-power downmix。実12ch定位の完全な代替ではなく、確認用の近似。
1280×720 / 30fps / H.264 + AAC。実WAVのch別RMSと空間sidecarを同期表示。
12 monoと6 pairの対応、speaker名、L/R由来、SHA-256、codec、尺、frame数を固定。
03 / Reading the Dashboard
線の数を絞り、主音像と実際に強い4出力だけを接続するため、12本すべてを常時描くよりも方位の変化を追いやすくしています。
04 / Musical Arc

狭い半径と低速の動きから開始。方向感を示しながら、低域の中心を保つ。

半径とSide spreadを広げ、リング全体へ音像が開いていく。

逆回転とreturnの組み合わせで、軌道の規則を変形させる中核部。

回転速度とceiling focusを上げ、上方2chを含む縦方向の運動を強める。
運動を収束させながら正面と中心へ帰着。tailを切らず、空間の残響を解決へつなぐ。

Stage boundaryは固定の五等分ではなく、曲別の *-se-structure-v1.json に記録されたsection boundaryへ寄せる。
05 / Spatial & Effects
12スピーカーへ等パワー分配。キックとベースの重心を動かさず、空間変化の基準を作る。
主音像はNYS実XYZ座標を通る連続軌道。各フレームでΣgain²=1となるよう正規化。
主音像から前後方向へ分離。stageに応じてoffsetを変え、幅を単なる左右差ではなく空間的な距離へ変換。
Past-only: echo / bloom / shatterは現在より前のbufferだけを読みます。先読みで音楽のアタックを汚しません。
180Hz以上。離れた位置から過去音を返し、運動の残像を作る。
180Hz以上。広がるtailを独立objectとして配置。
180Hz以上。リズミックに分割した過去断片を別軌道へ送る。
4.2kHz以上。上方と高域に限定した光沢を追加。
06 / Runbook & QA
2ch楽曲とNYSファイルを渡すワンショット・ジョブは、内部で次の音声生成とプレビュー生成を連続実行します。
venv/bin/python src/spatial_multich.py <track> --layout nys12 \ --motion-profile journey --orbit-bars 8 --se
venv/bin/python src/speaker_mono.py <journey-sidecar.json> --force
venv/bin/python src/nys12_preview.py <track> --preset extreme \ --spatial-profile journey --force
mono 12本とpair 6本が48kHz / PCM24で同一frame数
各monoが対応pair内L/R channelとsample完全一致
MP4がH.264 / AAC / 1280×720 / 30fps
5 stageすべてに到達し、12出力RMSが同期
全尺decodeとvideo-render-qaがPASS
stereo previewはfront / rear / height定位の完全再現ではない。
NYS12はオフライン出力。CoreAudio 12chへのリアルタイム送出は別系統。
ITDは未実装。現行は逆距離gain / amplitude panを使用。
JUCEの新signature 4種は未移植。直接実装数は53/57を超えて報告しない。
公開サンプル検証: 22/22 unit test PASS。mono 12本、stereo pair 6本、stereo preview、412 frame MP4、sidecarの形式とSHA-256を検証し、各monoは対応するpair channelとsample完全一致。GitHub ActionsもPASS。
この説明書と紹介ページは docs/showcase/ に自己完結で配置されています。デモ映像は代表曲の5段階から各4秒を切り出した20秒版です。