# 読み直し — 2026-07-28 [訂正](CORRECTION-2026-07-28.md)で計器が壊れていたことが分かったので、 **同じ金属を、直した計器で読み直した。** 新しい走行はしていない。 円盤は一枚も増えていない。変わったのは物差しだけである。 計器: [`only-surprise/engine/meters.py`](only-surprise/engine/meters.py) 再読: [`only-surprise/engine/reread.py`](only-surprise/engine/reread.py) n = 60000 接合、CTW 深さ12。**shuffled は同じテープの並べ替え** — 記号のヒストグラムは寸分違わず、相関だけが消えている。 | テープ | iid | Markov-1 | Markov-3 | Markov-6 | **CTW-12** | shuffled | **利得** | |---|---|---|---|---|---|---|---| | **崖**(v8 の候補) | 2.0003 | 2.0011 | 1.0153 | 1.0848 | 1.0166 | 2.0003 | **0.9850** | | **v3** | 2.0003 | 1.8830 | 1.0729 | 1.0478 | **0.9966** | 2.0003 | **1.0037** | | v5 | 2.0003 | 2.0012 | 1.9853 | 2.1286 | 1.9851 | 2.0003 | **0.0152** | | v6 | 2.0004 | 1.9801 | 1.9836 | 2.1573 | 1.9781 | 2.0004 | **0.0223** | | v7-S | 2.0003 | 2.0012 | 2.0048 | 2.1826 | 1.9996 | 2.0003 | **0.0008** | | v7-A | 2.0003 | 2.0010 | 1.9987 | 2.1667 | 1.9952 | 2.0003 | **0.0051** | | v7-perm | 0.8822 | 0.8110 | 0.6869 | 0.6863 | 0.6820 | 0.8822 | 0.2002 | | v7-free | 0.0004 | 0.0004 | 0.0005 | 0.0006 | 0.0004 | 0.0004 | 0.0000 | (Markov-6 が Markov-3 より**悪い**のは正しい挙動である。4⁶ = 4096 文脈の モデル代を 60000 記号で払っている。適応符号は払えない模型を自分で罰する。) --- ## 読み直しが言っていること ### 1. v5・v6・v7 は、正直な読者にとって**何も刻んでいない** 利得 0.0008〜0.0223。**自分自身の並べ替えと区別がつかない。** 三版ぶんの仕事が、読める構造を金属に一つも残していない。 公開ページが「系列でいちばん広い差」と書いた v5 0.473 / v6 0.454 は、 壊れた計器の目盛りだった。直した計器では **0.015 と 0.022** である。 ### 2. v3 だけが本物だった。そして v3 は**鍵なしで読まれる** 利得 1.0037。CTW は深さ12で **0.9966 bits** まで落とす — 順列も16状態も出力写像も知らないまま、**この作品の「推論するAI」(1.001)より良い**。 > **v3 の隠れ文法は、汎用の読者から隠れていない。** ### 3. 崖は「難しい」のではない。**鋭い**のである 崖(金属の直近4答をシフトレジスタに持ち、出口を GF(2) 線形2本で出す構成)も CTW に 1.0166 で読まれる。v3 とほぼ同じ深さまで読まれる。 違いは難しさではなく、**盲の形**である。 | | iid | \|1 | \|2 | \|3 | |---|---|---|---|---| | v3 | 2.000 | **1.883** | 1.520 | 1.070 | | 崖 | 2.000 | **2.000** | **2.000** | **1.000** | v3 は**1次から漏れている**。崖は2次まで**厳密に**盲で、3次で**全部**来る。 **だから v8 の主張は「AIに読めない」ではありえない。** 言えるのは一つだけ: > **必要な次数がいくつか、を厳密に述べられる。そしてその一つ手前では、 > どんな統計も厳密に 2.000 bits を払う。** 「読める/読めない」ではなく、**読むために何を同時に保持しなければならないか**。 これは[訂正3](CORRECTION-2026-07-28.md)が概念に要求したことと同じ場所に着く。 ### 4. v7 の両端は、両方とも金属の上でも退化していた - **v7-perm** は iid ですでに 0.8822 — 記号のヒストグラムが**傾いている**。 隠蔽の主張はこの腕では最初から成立していない(軌道4状態の帰結)。 - **v7-free** は 0.0004 — **一種類の記号**。円盤は模様ですらない。 v7 設計ログの「両端とも退化」は、**理由は違ったが結論は正しかった**。 --- ## この読み直しが v8 に課すこと 1. **利得は必ず shuffled と並べて出す。**単独の数字は公開しない。 2. **CTW を通す。**Markov-3 を「単純なAI」と呼ばない。 3. **主張は難易度ではなく次数について書く。** 「AIには読める」ではなく「**k−1 次まで厳密に 2.000、k 次で全部**」。 4. **v5・v6・v7 の公開ページには、この表を付す。**消さない。