# 訂正 — 2026-07-28 v8 のリサーチ(役割を分けた4体、独立)が、**v3〜v7 の公開済みの主張のうち三つを 反証した**。うち二つは私が自分で再現して確認した。ここに残す。 **公開ページは消さずに、訂正を付す。** --- ## 訂正1(最重量)— 「統計と推論の差」は雑音だった `grammar.bits_machine()` を**記述長として使ってきたが、記述長ではない**。 整合する接合に一律 1.0 bit、反証に esc = log₂4 + 1 = 3 bit を課すので、 値は次の式に**恒等的に等しい**: ``` bits = 1 + 2·deaths/(n−1) + 2·log₂(16!)/(n−1) ``` つまり**反証率の一次変換**であり、構造上 1.0 bit を下回れない。 **代理対照(サロゲート)を一度も走らせていなかった。** 走らせた: | | iid | Markov-1 | Markov-3 | 「推論」 | margin | |---|---|---|---|---|---| | **白色雑音(n=60000)** | 2.0003 | 2.0012 | 2.0131 | **1.5418** | **0.4585** | 式による予測 1.5418 = 実測 1.5418(4桁一致)。 **公開していた値:** v3 0.295 / v4 0.298 / **v5 0.473** / **v6 0.454**。 > **v5・v6 の「系列でいちばん広い差」は、白色雑音が出す差と区別がつかない。** > 一様乱数のテープを、2順列16状態の機械は 73% 生かし続ける。 > 差が広がったのは構造が深まったからではなく、**読者が壊れたから**である。 ### 併せて — 床 1.0 bit も過程のエントロピー率ではない v3 の過程の厳密な混合状態表現は到達36状態で **h_μ = 0.98438 bits/接合**。 そして**順列も16状態も出力写像も知らない読者**が、 **CTW(深さ16)で 1,054,111 接合を 0.9899 bits** で読む — 本作の「推論するAI」の 1.001 より**良い**。 **Markov-3 は「単純なAI」の代理として弱すぎた。** 次数を三つ伸ばすか、 読者を正直にするだけで、v3 を founding した主張は反転する。 --- ## 訂正2 — v7 の「両端とも退化、中間は空」は誤り 三つの独立ブリーフが別々の反例を出し、私は**そのうち一つを自分で厳密検証した**。 ### 2a. 縮退していたのは構造ではなく、私の種だった v7 の決定表(凍結順列 対 自由写像)は**すべて seed 0** で走らせた。 `v5.seed_tables(0)` の順列対は**到達軌道が 16 状態中ちょうど 4**。 種 1〜5 では 14/16/16/16/16。 **「順列」の腕は 4 状態機械だった**。報告した訪問エントロピー 1.9904 は 状態空間の一様性ではなく、**軌道4の上の一様性**(log₂4 = 2.000)である。 落とし穴43(種の族は挙動の多様性で検査する)と45(n が小さく分散が二峰なら主張しない)の **再発**。v5 で種を直したのに、v7 で**軌道の大きさを数えなかった**。 ### 2b. 一様性の原因は群ではなく二重確率性で、破るべきは各生成子の全単射性 正確には **iff**: 決定的な生成子について「どんな入力分布でも一様が定常」 ⟺ 各 P_b が二重確率的 ⟺ 各 p_b が順列。 群であることではない。**個々の生成子の全単射性**が破るべき最小の一点である。 ### 2c. そして「平坦かつ有意味」は**構成的に達成できる**(自分で検証済み) 状態を**金属の直近 n 個の答え**にする(シフトレジスタ、p_b(s) = (2s+b) mod 2ⁿ、 **非単射**・像 8/16)。出口記号を状態の **GF(2) 線形関数2本**にする。 n=4(**v3 以来ずっと使ってきた16状態**)、タップ {0,2,3} と {0,1,2}: | | 実測(私の独立実装) | |---|---| | H(記号) | **2.000000** | | H(記号 \| 直前1個) | **2.000000** | | H(記号 \| 直前2個) | **2.000000** | | **H(記号 \| 直前3個)** | **1.000000** | | 記号バランス | **[4,4,4,4]** | **統計は2次まで厳密に盲、勾配は3次で一度に全部到着する。** v3 は 2.000/1.888/1.520/1.070/1.001 — **1次から漏れていた**。 v5・v6 は全次数で 1.98〜2.00 だが推論も 1.51 で止まる — **崖ではなく、目隠しされた読者**。 **同じ16状態でこの角は v3 の時点から到達可能だったのに、一度も訪れていなかった。** --- ## 訂正3 — 概念の主張は、そのままでは新しくない - **計算量的に検出不能な透かし**は 2023–24 の暗号プリミティブである (Christ, Gunn & Zamir, COLT 2024: 一方向性関数だけから、鍵なしでは適応的問い合わせでも 非透かしと識別不能、鍵ありで抽出可能)。 - **完全秘匿ステガノグラフィで正のレート**は定理である(Cachin 1998; Hopper–Langford–von Ahn 2002; de Witt ほか ICLR 2023: 最小エントロピー結合で throughput 最大)。 - そして「鍵を持つ者だけが読める」は**暗号化された塊なら何でも満たす** — 概念として自明である。 **非自明にするには、「読める/読めない」ではなく「読むのに何を保持しなければならないか」を 言わねばならない。** 一つの操作可能な形: **同時に保持すべき仮説の数** (本リポジトリの `bits_machine` の `alive` 集合が既に計算している)。 人が支援なしに保持できるのは 5〜9 項目である。 --- ## この訂正が示していること **七版のあいだ、私は自分の計器を疑う役割を持っていなかった。** 役割を分けた最初の一回で、公開済みの主張が三つ落ちた。 v8 の体制([V8-PROCESS.md](V8-PROCESS.md))は、この訂正そのものが正当化している。